こんにちは、サステナビリティプロジェクトのY.Yamadaです。
今回は「第1回:私たちのサステナビリティへの取り組み」の続きです。
初めて当ブログをご覧の方は、ぜひ「第1回:私たちのサステナビリティへの取り組み」からお読みください。
検討中とお伝えしていたSDGsの取り組みが具体化し、サービス提供が開始されましたので、こちらのブログでご紹介いたします。
私たちChat Support Base株式会社は、チャットボットの導入・運用代行およびカスタマーサポートを主な事業活動としています。
当プロジェクトでは、チャットボットの導入・運用代行事業を通じてクライアント企業のエンドユーザーがよりサステナブルな選択をしやすくなるようにチャットボットの回答表示順を工夫し、環境に優しい取り組みやキャンペーンの露出を増やす「サステナビリティオプション」というサービスを考案しました。
その結果、当社のチャットボットをご利用いただいているサービスの中から、Yahoo!ショッピング様のヘルプページ内のチャットボットにて「サステナビリティオプション」を導入いただけることとなりました!
実際に「サステナビリティオプション」を提供するまでに、当プロジェクトでどのような検討や活動を行っていたかを振り返りたいと思います。
ご興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
私たちは事業活動を通して「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」の2つの領域に取り組むところまでは決定し、次に具体的にどんな取り組みにするのかをプロジェクトメンバーと考えました。
当社は製造業ではないので、環境に優しい商品を製造し販売するような取り組みはできません。
また、社内で完結する取り組みは間接的な取り組みのため対象外としました。
メンバーからさまざまなアイデアが出ましたが、やる意味は何か?ニーズはあるのか?本当にサステナブルなのか?と議論しているうちに白紙に戻るというのを何度も繰り返し、結論が出ないまま時間ばかりが過ぎていくこともありました。
そんななか、最後にたどりついたのが「サステナビリティオプション」という新たなサービスです。
現在、多くの企業でサステナブルな社会を実現するためのキャンペーンやサービスがありますが、残念ながら利用者に認知されていなかったり、利用されていないものがあります。
例えば、脱炭素化や配送業者のドライバー不足の問題があります。
チャットボットで置き配やコンビニ受取を優先して表示したり、受取日時の指定をおすすめすることで再配達を未然に防ぎ、配達にかかる二酸化炭素の排出量を減らすことができます。さらには、ドライバーの限られた労働力を抑えることにもつながります。
このような社会全体の課題をチャットボットで少しでも解決する手助けができないか考えた結果「サステナビリティオプション」という形になりました。
今後は利用状況などのデータを分析したり、社会問題の変化を見ながら、サービス内容を検討し続けていかなくてはなりません。
当プロジェクトでは、企業のサービスを利用する人々だけでなく、社会にとってよりよい選択ができるチャットボットを目指し「サステナビリティオプション」を運用していきたいと考えています。
当社ではミッションやフィロソフィー、サステナビリティへの取り組みに共感し一緒に働いてくれる仲間を募集しております。